ガラスの床から渦潮をのぞき込む家族連れ=鳴門市鳴門町の渦の道 

 ゴールデンウイーク(GW)前半の3連休が始まった28日、徳島県内は青空の広がる絶好の行楽日和となった。鳴門の渦潮や祖谷のかずら橋などの観光地は、大勢の家族連れらでにぎわった。

 鳴門市鳴門町の「渦の道」には約2600人が訪れた。海上45メートルのガラスの床から豪快な渦潮をのぞき込んだり、遊歩道から鳴門海峡の景色を楽しんだりした。広島県福山市の小学3年小畑一夏さん(8)は「渦は迫力があった。ガラスの床を歩くのが楽しかった」と笑みを浮かべた。

 美波町日和佐浦の日和佐うみがめ博物館カレッタには172人が来館し、子どもたちは水槽で泳ぐウミガメを眺めながら「かわいい」とはしゃいでいた。子ガメに触れるイベントもあった。「ウミガメのことを学べて楽しかった。残りの休みも家族で思い出をつくりたい」。家族4人で訪れた吉野川市の鴨島小6年大石拓海君(11)は満足そうに話した。

 三好市西祖谷山村善徳の祖谷のかずら橋では、日没まで観光客が途切れなかった。橋が揺れるたびに歓声を上げ、約45メートルをゆっくりと渡っていた。友人と訪れた福岡県久留米市の小学校教諭山田龍太さん(24)は「想像以上に足元の隙間が広い。渡る人が多いと、不意に橋が揺れるので楽しい」と力を込めた。