激流が続く難コースで熱戦が繰り広げられたスラローム=三好市山城町重実の吉野川

 三好市などの吉野川上流で開かれているラフティング世界選手権は8日、オープン(年齢区分なし)とマスターズ(40歳以上)の競技があり、ゲートを順番にくぐり抜けてタイムを競う「スラローム」が行われた。徳島県勢では、オープン女子で日本代表の「ザ・リバーフェイス」が2位に入り、総合優勝争いの首位を守った。

 マスターズ男子では、日本代表の「R6Masters」が1位となった。チームには、那賀町出身で北京五輪カヌースラローム・カナディアン日本代表の三馬正敏さん(40)=徳島市渋野町岩鼻、同市職員=が所属。競技初日に行われた2種目も1位で、計3種目の合計ポイントでもトップに立っている。

 最終日の9日はジュニア(23歳以下)、ユース(19歳以下)を加えた全てのカテゴリーで長距離を下る「ダウンリバー」が行われ、全4種目の獲得ポイントによる各カテゴリーの世界一が決まる。

 ◆鈴木スポーツ庁長官が視察

 スポーツ庁の鈴木大地長官が8日、三好市を訪れ、ラフティング世界選手権を視察した。

 鈴木長官は担当者の説明を受けながら会場の施設やスラローム競技を視察し、ラフティングを体験。地元のラフティングガイドらと共にボートに乗り込み、約4キロにわたってパドルをこいだ。

 体験の後、大会本部の観光施設ウエスト・ウエスト(同市山城町西宇)で取材に応じ「とても楽しい。ギャラリーも鈴なりで、観戦を通じてラフティングを体験したいと思う人も増えるだろう」と話した。