レッドカーペットを歩く声優やアニメ制作スタッフら=東新町商店街

 徳島市中心部などで開かれているアニメの祭典「マチ★アソビvol.19」と「国際アニメ映画祭」はメイン期間2日目の8日、劇場版アニメの先行上映会や声優によるライブなどがあり、各会場は熱気に包まれた。

 劇場版「Fate/stay night[Heavens Feel]」の完成披露イベントが、東新町商店街で開かれた。声優や制作スタッフらがレッドカーペットを歩き、ヒロインを演じる下屋(したや)則子さんがあいさつをすると、集まったファンから大きな拍手が送られた。

 眉山山頂会場は、徳島市出身の山下七海さんらアニメ「Wake Up`Girls!」に出演する声優7人のユニットや、アニメ曲を数多く手掛けるロックバンド・FLOWのライブで盛り上がった。しんまちボードウオークでは、徳島市出身の漫画家ありいめめこさんのサイン会などが人気を集めた。

 友人と訪れた瀬戸中3年の村澤茉穂さん(15)は「会場にはコスプレをした人もたくさんいて、楽しめた」と話していた。

 最終日の9日は、中国・上海市と台湾からコスプレイヤーを招いてのコスプレショーなどが催される。

 ◆上海市アニメ協会の訪問団が視察

 上海のアニメ関連会社でつくる上海市アニメ協会の訪問団14人が8日、徳島市中心部で開催中のアニメの祭典「マチ★アソビvol.19」を視察した。

 徳島のアニメ文化をPRし、中国からの観光誘客を図ろうと県が招いた。ボードウオークに設置されたグッズ売り場やアニメソングのライブなどを見て回り、様子を写真に収めるなどしていた。

 アニメ制作会社社長の徐克さん(50)は「作家と直接話せるブースがあり、中国にはない魅力だと感じた」と話す一方で、「目玉のイベントが何なのか、いつ、どこであるのか、初めて来た外国人には分かりにくい。外国語での発信にも力を入れるべきだ」と指摘した。

 同協会が視察するのは昨年に続いて2回目。9日も会場を訪れ、日本のアニメ会社との面談を予定している。10日に帰国する。