勇壮に海へ飛び込んだ太鼓屋台=美波町日和佐浦の大浜海岸

 美波町日和佐浦の日和佐八幡神社で豊漁や豊作を願う秋祭りがあり、ちょうさと呼ばれる太鼓屋台が勇壮に海へ繰り出す伝統行事を見ようと、大勢の見物客でにぎわった。

 神事の後、地区ごとの8台の屋台(重さ約1トン)が次々と神社近くの大浜海岸へ。打ち子の太鼓に合わせ、担ぎ手の男性50人余りが「いっさんじゃい(勇んで行くぞ)」と掛け声を響かせながら海へ入ると、興奮は最高潮に達した。

 担ぎ手不足を解消するため、徳島大留学生や四国大、徳島文理大の学生ら助っ人約60人も参加し、元気に声を出して屋台を支えた。

 秋祭りのため毎年帰省している播磨采奈さん(22)=徳島市、看護師=は「祭りは地元の誇り。何度見ても迫力があり、盛り上がる」と話した。