藍色を使った作品など個性的な力作が並ぶエナジー2017=県立21世紀館

 芸術活動を通じて障害者の自立と共生社会の実現を目指す「徳島障害者芸術祭エナジー2017」(徳島新聞社、徳島新聞社会文化事業団、ねっとわ~くAs主催)が11日、徳島市の県立近代美術館と県立21世紀館で始まった。今回は2020年の東京五輪のエンブレムに採用された藍色をテーマにした作品の特別展示が行われ、来場者の目を楽しませている。15日まで。入場無料。

 県内の298人と34団体が絵画や陶芸、書道、写真など、過去最多となる332点を出品。最優秀賞のエナジー大賞には、障害者支援施設・あゆみ園(徳島市論田町)の利用者でつくるグループ「ゆうゆうクラブ」の陶芸「あゆみ あい・愛・藍」と、同施設・柏涛会(美波町北河内)の有田納さん(62)の絵画「おさむの時間」が選ばれた。

 ゆうゆうクラブは大小さまざまな置物やつぼに、淡い藍色で愛らしい動物や果物の模様をあしらった。有田さんは縦110センチ、横53センチの布3枚に絵の具や鉛筆を使って独創的な抽象画を描いている。

 藍色作品の展示コーナーには43人・団体による絵画や染色、工芸作品が並んだ。

 徳島市応神町古川の大西國男さん(73)は「毎年楽しみにしている。美術工芸の作品づくりが趣味なので刺激になる」と話した。