ラフティング世界選手権で総合優勝したリバーフェイスのメンバー。県民栄誉賞が贈られることになった=9日、三好市

 徳島県は16日、10月6~9日に三好市で開かれたラフティング世界選手権のオープン女子で総合優勝した日本代表の地元チーム「ザ・リバーフェイス」に県民栄誉賞を贈ると発表した。競技面での好成績に加え、ラフティングガイドなどの活動を通じた観光資源の国内外への発信、アウトドアスポーツの啓発などが評価された。県民栄誉賞は14件目。

 リバーフェイスは2007年に結成し、三好市を拠点に活動。09年の世界選手権では初出場で準優勝、10年には4人乗りの世界選手権で初優勝している。今大会では念願だった6人乗りでの初優勝を果たした。

 飯泉嘉門知事は定例会見で「2度目の世界チャンピオンという偉業を成し遂げ、県民に夢と希望を与えた」と祝福した。また吉野川上流域が国内外から年間4万人が訪れるラフティングスポットとなったことへの功績や、メンバーの多くが県外から移住していることにも言及し、「地方創生を体現し、強力な推進エンジンになっていただいている。徳島の誇りだ」と強調した。

 表彰式の日程は今後調整する。県民栄誉賞の団体での授賞は1983年に甲子園で春夏連覇を果たした池田高校野球部に続いて2件目となる。スポーツ関係では2016年リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した松友美佐紀選手や、04年アテネ五輪の競泳女子800メートル自由形金メダルの柴田亜衣選手らが受賞している。