フジバカマの蜜を吸うアサギマダラ=14日、鳴門市のウチノ海総合公園

 県内各地にアサギマダラが次々と飛来し始めた。徳島、鳴門、美馬、阿波4市と那賀町で目撃され、いずれもフジバカマが植えられている。場所によっては月末までアサギマダラの舞う姿が見られそうだ。

 8日に確認されたのは阿波市阿波町山王の吉村幸子さん(70)宅の庭。約30年前からフジバカマを栽培している。5年ほど前に初めてアサギマダラが飛来して以来、毎年この時季に1~3匹が見られる。

 9月にフジバカマの苗約500本を植えた美馬市脇町の交流促進宿泊施設・美村(みむら)が丘の薬草園では9日に初確認。連日数匹が見られ、13日には6匹がひらひらと舞っていた。

 4月から今月上旬までにフジバカマ約千本が植えられた鳴門市鳴門町のウチノ海総合公園東門近くの花畑では14日昼ごろ、5匹が飛んだりフジバカマの蜜を吸ったりしていた。12、13の両日は15匹以上が見られた。

 那賀町中山の道の駅わじきは、向かいの花壇にボランティアがフジバカマを植えており、多い日には7匹が確認されているが、例年より少ないという。

 このほか、徳島市八万町下長谷でも飛来が確認されている。