募金活動に向けて準備を進める城西中生=徳島市南田宮4

 難病を患い、米国での心臓移植手術を希望している神奈川県横須賀市の小学2年生岡崎雫さん(7)を支援するため、徳島市の中学生が28日、徳島駅前で募金活動を行う。新聞報道で雫さんの病状や支援団体「しずくちゃんを救う会」の募金活動を知り、「早く手術ができるよう力になりたい」と企画した。

 活動をするのは、徳島市南田宮4の学習塾に通う城西中3年生30人。塾を経営する吉川正輝さん(66)=石井町浦庄=が救う会からのぼりやチラシを提供してもらい、生徒は募金箱を作るなどの準備を進めている。

 28日は午後1時半から約2時間、募金箱を持ち通行人らに支援を訴える。参加する西川人輝さん(15)は「小さな女の子の命がかかっているので、頑張って呼び掛けたい」と力を込めた。

 岡崎さんの父俊哉さん(34)によると、雫さんは心臓の一部が十分に育たない心筋症の一種の難病「左室心筋緻密化障害」。昨年9月、小学校で致死性不整脈により倒れ、現在も強心剤の点滴を24時間受けながら入院生活を続けている。

 心臓移植が必要だが国内には臓器提供者が少なく、提供者が比較的多い米国での手術を決断。しかし、手術費などに3億1千万円かかる。今年7月、俊哉さんの知人らが救う会を設立し、神奈川県を中心に募金を呼び掛けている。集まった募金は10月23日時点で約1億9554万円。

 岡崎さんを支援する募金活動は四国では初めて。俊哉さんは「雫のために徳島の子たちが活動してくれると聞いて驚いた。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。

 雫さんへの支援などについての問い合わせは、救う会<電046(851)5301>。