鳴門対聖カタリナ学園 9回裏、鳴門1死一、二塁、宮崎の適時二塁打で7―9とする=高知市の春野球場

 第71回春季四国地区高校野球大会第2日は4日、高知市の春野球場で準決勝が行われ、鳴門(徳島1位)は8―9で聖カタリナ学園(愛媛1位)に競り負け、5年ぶりの決勝進出を逃した。もう1試合は大手前高松(香川1位)が6―4で明徳義塾(高知1位)を破り、初の決勝進出を決めた。最終日の5日は午前10時から同球場で決勝が行われる。

 徳島県勢、守りのレベル向上が不可欠

 4日に行われた春季四国地区大会の準決勝で鳴門が敗れ、徳島県勢は2014年の鳴門渦潮以来となる決勝進出を逃した。とはいえ、鳴門は14年以来の県勢1勝を挙げ、準決勝でも互角の戦いを演じた。

 鳴門は2戦連続の2桁安打で他校に引けを取らない打撃力を見せた。ビッグイニングこそなかったが、チャンスで打線がつながり、小刻みに加点した。2試合で計25安打のうち、二塁打4本、三塁打5本と長打力も光った。夏に向けて打撃は確実に向上している。

 しかし、準決勝では14安打8得点を挙げながら競り負けた。1回戦の高知商戦で好投したエース西野が準決勝では救援に回り、1イニングで5失点。投球準備ができていなかったとはいえ、投手陣の不安定さを露呈した形だ。

 全国レベルの大会で勝つには、投手力を含めた守りのレベル向上が不可欠と痛感した。