吉野川で捕獲されたワニガメ=徳島西署

 徳島市不動東町4の吉野川で、ワニガメが見つかった。凶暴でかみつかれると大けがをする恐れがあり、徳島西署が保管している。

 見つかったのは、甲羅の長さ25センチ、幅20センチで、体長は約60センチ。同署によると、5日午後1時半すぎ、第1樋門(ひもん)の近くで会社員の男性が釣り上げて110番した。

 ワニガメは北米原産で、動物愛護管理法で人に危害を及ぼす恐れがある特定動物に指定され、飼育する際には県に届け出る必要がある。県によると、最近ペットのワニガメが逃げ出したという連絡はなく、飼われていた個体かどうかは分かっていない。今後、岡山県のNPO法人「ワニガメ生態研究所」が引き取り、吉野川にいた経緯などを調べる。

 国土交通省徳島河川国道事務所は「吉野川ではこれまでの調査でワニガメが見つかったことはない。人に危害を加える可能性があるので、現場に看板を立てるなどして注意を促したい」としている。