車いす友の会が発足40周年を記念して作った「わだち」

 障害者の住みよいまちづくりなどに取り組む「徳島車いす友の会」が、発足から40周年を記念した記念誌「わだち」(A4判、63ページ)を作った。県外旅行やバーベキューをした際のスナップ写真や会員によるエッセーなどで、長年の歩みを振り返っている。

 友の会は1976年に県内の障害者やボランティア10人で結成され、現在の会員は35人。旅行や花見、バーベキューなどの催しを年5回程度開き、家に閉じこもりがちな車いす利用者らが交流を深めている。

 このほか、徳島市内の身体障害者用トイレをまとめた冊子を作ったり、障害者用トイレやスロープの設置を行政に要望したりと、障害者の住環境改善に向けた取り組みにも力を入れる。

 記念誌では、結成後の主な行事を年表にまとめ、神戸市立王子動物園や大阪市の海遊館への旅行や、徳島市の大神子海岸で行ったバーベキューなどのイベントの様子を写真で紹介。活動を取り上げた徳島新聞の記事や、会員から募ったエッセーも載せた。200部発行し、現会員のほか、県社会福祉協議会や支援団体などに配る。

 今月4日には徳島市のホテルで記念祝賀会があり、会員やボランティアら約40人が参加。ゲームをしたり、阿波踊りを楽しんだりして交流し、節目を祝った。

 井村咲子会長(55)=小松島市和田島町=は「活動がよくここまで続いたと思うと感慨深い。支えてくれた人らへの感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。

 友の会は会員が旅行に行く際などに支援してくれるボランティアを募っている。問い合わせは事務局の大野さん<電080(7847)2545>。