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 今年のゴールデンウイーク(GW)期間中、徳島県内の主要観光施設は屋外施設を中心に入り込み客数が伸び悩み、全体では計42万1385人と、前年に比べ1・6%の減少となったことが7日、県のまとめで分かった。まとまった休暇が取りやすい曜日配列だった一方で、2、6両日に雨が降ったことが影響したとみられる。

 ●人出

 4月28日~5月6日の県内20の施設・イベントの来場者は10施設・イベントで増えた一方、10施設で減った。最も多かったのは、徳島市中心部であったアニメの祭典「マチ★アソビ」で4~6日の3日間で前年を2千人上回る8万4千人が訪れた。冬場に関西圏での営業に力を入れた海中観光船「ブルーマリン」は前年比90・6%増。3月にリニューアルオープンした大鳴門橋架橋記念館「エディ」も43・4%増えた。

 一方、雨の影響もあって文化の森総合公園で15・5%、神山森林公園イルローザの森で14・1%、あすたむらんど徳島では9・9%減少した。

 ●公共交通機関

 JR四国によると、4月27日~5月6日の高徳線の特急「うずしお」の利用者は、前年比4・9%減の2万2600人、瀬戸大橋線は0・6%増だった。ビジネス特急としての性格が強いうずしおの利用は低迷した。

 徳島阿波おどり空港発着の空の便(4月27日~5月6日)は東京線で日本航空が2万3228人と3・8%増えた。全日空は13・1%増の9912人だった。日本航空の福岡便は1日1往復から2往復に増便した影響で86・1%増の1824人が利用した。

 ●高速道路

 本州四国連絡高速道路と西日本高速道路四国支社によると、神戸淡路鳴門自動車道は4月27日~5月6日に1・3%増の43万6567台が利用。神戸市の舞子トンネル出口付近の上り線では4~6日の夕方から夜にかけ最大で19~25キロの渋滞が発生した。

 下り線では、淡路市の淡路インターチェンジ(IC)付近で3、4の両日に交通事故があり、連日、午前9時ごろから約5時間にわたり最大14キロの渋滞となった。

 四国主要4区間の交通量は1日平均2万7600台で1・5%増。5キロを超える渋滞は11回発生し、県内では高松自動車道・板野IC―引田IC間の下り線で4日夕、大坂トンネルを先頭に5・5キロの渋滞があった。

 ●交通事故

 県警のまとめによると、4月28日~5月6日の人身事故は前年(4月29日~5月7日)に比べ2件減の30件(速報値)だった。死者は1人減の1人、けが人は4人減の31人。1日に徳島市南矢三町の市道で自転車に乗った男性(90)と、追い越そうとしていた乗用車が接触し、男性が死亡した。