神山町産のスギ材を使ったメダルを作った森さん(左)と片山さん=神山町の城西高校神山分校

 城西高校神山分校(神山町)の女子生徒有志でつくる部「森林女子」の2年生部員2人が、町産スギ材を生かしたメダルを作った。特産品のスダチをイメージしたデザインで、19日に町内で開かれる「神山温泉すだちマラソン」の入賞者に贈られる。

 制作したのは、森桜さん(17)と片山ひかりさん(17)。メダルは縦10センチ、横10センチで、緑のアクリル板をスギ板で挟んでいる。マラソンの部門ごとに、アクリル板が見える形や革ひもの色を変え、4種類21個を用意した。

 同町下分にあるものづくり工房「神山メイカー・スペース」にあるレーザーカッターを使って加工した。アクリル板に出場部門や順位を記し、スギ板を葉の付いたスダチの形に切断し組み合わせた。

 7月にデザインを考案し、夏休み明けの9月から約1カ月半の間、放課後の部活の時間に作業に当たった。

 大会を主催する町体育協会と町教委は以前、入賞者用に既製品のトロフィーを購入していたが、「神山の資源を生かした記念品を贈りたい」と、2016年から森林女子に制作を依頼している。

 昨年はスギ板とアクリル板を使ってA4サイズの入賞盾を作った。今回はより頑丈なメダル形にした。

 森さんは「入賞者に『こんな記念品がもらえるなら、来年も参加したい』と思ってもらえたらうれしい」と話している。