[上]演奏と演技でみんなが苦難を乗り越え、夢をかなえる様子を表現する国府小マーチングバンド部=徳島市の同校[下]最後まで息の合った演奏と演技で金賞を目指す加茂名中吹奏楽部=徳島市の同校

 徳島市の国府小学校マーチングバンド部と加茂名中学校吹奏楽部が18、19日、大阪市の大阪城ホールで開かれる全国大会にそれぞれ出場する。9月の四国大会で出場権を獲得した両校は、最優秀の金賞を目標に掲げて練習に励んでいる。

 国府小は18日の「全日本小学校バンドフェスティバル」(全日本吹奏楽連盟など主催)、加茂名中は19日の「全日本マーチングコンテスト」(同)に臨む。四国大会では、国府小が参加10校のうち上位3校に入り、加茂名中は6校中3校が選ばれた金賞の中でも最高位となった。

 国府小マーチングバンド部は4~6年の金管打楽器50人とカラーガード6人で編成。卒業生が作詞作曲した「ビリーブ」など3曲を奏で、困難にぶつかっても何度も立ち上がり、夢をかなえる様子を表現する。児童たちは「チェンジ マイセルフ」を合言葉に、苦手克服などへの努力を重ねてきた。

 金管部長の中上柚月さん(12)とガード部長の黒島千晴さん(11)=いずれも6年=は「支えてくれた全ての人へ感謝の気持ちを込め、全員が最高の演技と演奏をしたい」と意気込んでいる。

 1~3年の43人で構成する加茂名中吹奏楽部は、吹奏楽曲「ゴッドスピード」など3曲を披露する。冒頭のトランペットのファンファーレやドラムメジャー(指揮者)の巧みなバトンさばきのほか、全員が横に並び、歩幅を合わせて前進する「カンパニー」という動きが最大の見せ場。約6分間の演奏の中でも疲れが出てくる終盤は特に音や動きが乱れやすいため、直前まで練習に余念がない。

 渡辺真衣部長(15)=3年=は「聞いている人の心に届く演奏ができれば」と抱負を語った。

 18日は36小学校、19日は25中学校が出場する。