徳島県出身で声優としても活動する堤雪菜さん(17)が3月、人気アニメ「おそ松さん」の主題歌などで知られるアイドルグループ「A応P(えーおうぴー)」の候補生から正規メンバーに昇格した。6月まで開催中の全国ツアーに出演するなど活動が本格化する堤さんに、声優やアイドルを志したきっかけや、今後の目標を聞いた。

 ー候補生から正規メンバーに昇格した。
 昇格を伝えられた時はすごく驚いたけど、うれしかったです。現在放送中のアニメ「Cutie Honey Universe(キューティー・ハニー・ユニバース)」の主題歌「愛がなくちゃ戦えない」で初めてソロパートがいただけるなど、新メンバーとして仕事をこなす中でA応Pの一員になったという実感がだんだんと湧いてきました。

 ーA応Pとはどういうグループか。
 2012年に結成された女性アイドルグループで、現在のメンバーは10人です。A応Pとは「アニメ“勝手に”応援プロジェクト」という意味で、アニメが大好きなメンバーがアニメを応援することが活動の中心になっていて、アニメの主題歌などを歌わせてもらっています。

 ーA応Pで活動していて楽しいことは。
 アニメが大好きなので、アニメを応援できるのがとにかくうれしいです。加入前はアニメが好きでも家族や友達以外と語れる機会があまりなかったんですが、今はラジオやテレビで話せる。大好きなアニメの魅力をどう伝えるかを考えるのがすごく楽しいです。

 ー活動で大変だと思うことは。
 自分自身のことを話さないといけない場面があって、何を話せばいいか分からなかったり、本当の自分を出すのが怖かったりすることはあります。でも、ちょっと自分を出してみたらファンの方が受け入れてくれて、うれしいことの方が多いので、A応Pで居られるのはすごく幸せなんだと実感しています。
 あと、ダンスが元々得意だったわけではないので、レッスンが大変だと思うこともあります。ただ、メンバーのみんなが「頑張ろうね」「大丈夫だよ」と励ましてくれるので、すごく支えられているなと思います。

 ーグループの中でどういう存在になりたいか。
 ダンスや歌がうまいメンバーがたくさん居るんですが、私はおしゃべりが大好きなので、トークのお仕事を中心に頑張っていきたいです。自分の頭の中で言葉を組み立てながらしゃべるのがすごく面白いと思うんです。

 ー現在もトーク力の高さには定評がある。
 徳島に居た頃、エフエムびざんさんで「ゆきなの目指せ! 2.5次元」という番組を持たせてもらっていて、好きなようにおしゃべりしていたから身に付いたのかもしれません。プロデューサーさんのおかげですね。

 ー歌やダンスの表現力に対する評価も高い。
 ライブなどでは自分が楽しむことが一番大切だと思っています。自分が楽しむことで、きっとお客さんにもその楽しい気持ちが伝わるんじゃないかと思っているので、その点に気をつけてパフォーマンスしています。

 ーグループと個人、それぞれの目標は。
 グループとしては、地元・徳島で開かれているアニメの祭典「マチ★アソビ」に出演したいです。候補生時代に先輩4人が出演されていたけど、私も正規メンバーとして一緒に参加したい。
 個人では、2015年に声優デビューさせていただいているので、そちらで頑張っていきたい。特殊能力を持った登場人物が活躍するアニメが大好きなので、そういう女の子の役とか、海外映画の吹き替えとか、色んな役に挑戦してみたいです。

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