秋祭りの宵宮で披露された「恵比須舞」=那賀町坂州の坂州八幡神社

 那賀町坂州の坂州八幡神社境内の国指定重要有形民俗文化財・坂州農村舞台で、秋祭りの宵宮恒例の人形浄瑠璃公演などがあり、住民らが楽しんだ。

 公演は、坂州若連中による38枚の襖絵を使った襖からくり「千畳敷」で幕を開けた。木沢芸能振興会は、人形師・初代天狗久(1858~1943年)制作のえびす人形を操って「恵比須舞」を披露。五穀豊穣(ほうじょう)や豊漁を祈願するえびすを軽快に演じ、観客の笑いを誘った。

 ほか、地域おこし協力隊の江頭一晃さん(28)のギター演奏や地元の金管バンド「木沢楽団」の合奏もあった。

 丸山米子さん(73)=同町木頭=は「協力隊が盛り上げてくれてうれしい。地元も頑張って伝統を守らなければ」と話した。