中小企業家同友会が高校教員向けに初めて開いた合同企業説明会=徳島市のアスティとくしま

徳島県内の403社が加盟する県中小企業家同友会が10日、徳島市のアスティとくしまで、高校教員を対象にした合同企業説明会を開いた。企業の採用難が続く中、高校生の新卒採用に向け、進路指導の担当者らに地元中小企業の存在を知ってもらおうと、初めて企画した。

県内19校の教員20人が参加し、21社の経営者や人事担当者が自社の事業内容や強み、勤務条件などを発表した。高卒の若手社員がやりがいや目標を語った企業もあった。

その後、教員は関心のある企業と個別に面談し、配属先や採用対象となる学科などを質問していた。徳島科学技術高校(徳島市)の進路担当者は「これまで付き合いのなかった企業もある。情報を収集して生徒のニーズに合う企業を探したい」と話した。

同友会で会員企業の採用支援を行う共同求人委員会の和仁孝成委員長=日昇商事(徳島市)社長=は「しっかりとした中小企業があることを、まずは知ってもらえたら」と語った。