犯行に使われた拳銃

 徳島市沖浜東1の喫茶店で男性客が拳銃で撃たれた事件で、県警組織犯罪対策課と徳島東署は4日、銃刀法違反(加重所持)と火薬類取締法違反の両容疑で、同市住吉1、指定暴力団山口組系秋良連合会傘下組織の組員森弘樹容疑者(43)=銃刀法違反(発射)と暴力行為法違反(加重傷害)の両罪で起訴=を追送検した。

 追送検容疑は、11月2日、喫茶店内で回転式拳銃1丁を、銃に適合する実弾6発とともに所持したとしている。

 署によると、森容疑者から押収した拳銃を鑑定した結果、38口径の米コルト社製だった。弾倉には銃弾全6発が装填(そうてん)され、うち1発が発射されていた。同容疑者は拳銃をセカンドバッグに隠し持ち、店に入っていた。

 森容疑者はこれまでの取り調べに対し、「拳銃は自分のもので間違いない。数年前から持っていた」と供述しており、県警は入手経路などをさらに詳しく調べる。

 起訴状などによると、11月2日午後2時55分ごろ、一緒に入店した知人男性=当時(56)=と口論になった後、拳銃を男性の右脚に向けて1発撃ち、右太ももに約2週間のけがを負わせたとしている。