PR動画を撮影する四国大の学生=石井町浦庄の外山さん宅

 四国大の学生が、高精細な4Kの撮影技術と小型無人機ドローンを用いて、石井町の魅力をPRする動画制作に取り組んでいる。同大と町が結んでいる地域の課題解決などに関する包括的連携協定の一環。完成した映像は町のウェブサイトに掲載され、石井駅に設置されているテレビ画面でも放映される。

 映像作りを進めているのは、メディア情報学科の3年生35人。9、10月に四国大を訪れた町職員から町の概要や見どころの説明を受け、パンフレットなどで調べた上で取り上げる場所を決めた。

 11月上旬から各地で撮影を始めた。17日には総合型運動施設のOKいしいパーク・四銀ドーム(高川原)や、藍の「すくも」作りを手掛ける石井町浦庄の外山良治さん(70)宅、町の花フジの色にちなんで栽培されている「藤やさい」の栽培農家など計5カ所を回った。天満神社(高川原)の「天神のイチョウ」や第十堰(藍畑)なども後日、撮影を予定している。

 ナレーションや音楽を加えて編集し、来年1月末までに5~10分程度の作品として完成させる。

 川本湧太さん(21)は「美しい4K映像で目を引きたい。町外の人だけではなく、町内の人にも、町のいいところを再認識してもらえれば」と話している。

 同町産業経済課の鎌田克己課長は「若者の視点から魅力を発信してもらい、見た人に住みやすい町として移住先の候補に加えてほしい」と期待する。4、5月に咲くフジの花や夏祭りなどを取り上げた春夏版の制作も検討している。