完成したすくもをわら袋に詰める職人ら=上板町下六條の佐藤阿波藍製造所

 藍染の染料となるすくもの出荷作業が4日、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所で始まった。藍師の佐藤好昭さん(54)によると、大きな天気の崩れがなく藍の葉が十分に育ったことから、昨年並みの20トンを見込んでいる。

 約100日間にわたり「寝床」と呼ばれる建物で藍を発酵させ、すくもを完成させた。湯気が立ち込める中、佐藤さんと職人ら6人が、1袋当たり56キロ分の叺(かます)と呼ばれるわら袋に詰め込み、足で踏み固めた。

 作業は15日頃まで続けられる。1袋11万円(税別)で、県内のほか、京都や北海道など全国の染色業者らに出荷される。

 佐藤さんは「今年は葉が順調に育ち、質も良かった。例年通り上々の出来です」と話した。