大敷網に入った魚を水揚げする漁師=海陽町の鞆浦漁港沖

 大型の定置網で多くの魚を狙う伝統漁法「大敷網漁」が、海陽町鞆浦の鞆浦漁港沖で始まった。連日、ハマチやトビウオなどが水揚げされ、漁港は活気づいている。

 午前6時に鞆浦漁協の組合員が漁船2隻に分かれて漁港を出発し、約2キロ沖合のポイントに約10分かけて到着。2隻で大敷網(全長約1600メートル、幅約80メートル、深さ約40メートル)を挟み込むように引き上げると、大量のハマチやサワラ、アオリイカなどが水面に姿を現した。

 水揚げした魚は競りにかけられ、漁港で仲買業者らが買い求めていた。11~12月の平均水揚げは500キロ~1トン。ブリやマグロなどが捕れる春ごろは10トンを水揚げするときもある。

 大敷網漁の漁期は2018年7月20日まで。希望者は見学できる。大人1500円、小中学生500円。問い合わせは鞆浦漁協<電0884(73)0011>。