ジョイフル子ども音楽祭で「歓喜の歌」を披露する子ども=鳴門市の鳴門教育大講堂

 鳴門教育大(鳴門市)の講堂で9日、「第5回Narutoジョイフル子ども音楽祭」と「第3回朗読カフェin第九の杜(もり)」が始まった。来年6月のベートーベン「第九」アジア初演100年の機運を盛り上げようと、同市内で毎年行われているイベント二つが初めて同時に開かれた。10日まで。

 午前の音楽祭では斉唱の部があり、観客約100人の前で幼児から小学3年生までの子ども12組が「歓喜の歌」をはじめ、「赤とんぼ」や「アメイジング・グレイス」などを披露した。

 板東小学校2年の岩田あかりさん(8)と南瑠夏さん(8)は「練習通り前を見てしっかり歌えた」と満足そうだった。

 午後の朗読カフェでは、公募で集まった鳴門教育大生や鳴門渦潮高生らが、市出身で郷土史家・故林啓介さん著の「第九の里 ドイツ村」などを朗読。約60人が聞き入った。

 音楽祭と朗読カフェは、それぞれ市民らでつくる実行委員会が企画。音楽祭は2013年、朗読カフェは15年から別々に開かれていた。

 10日は午前9時半から音楽祭の独唱の部、午後2時から福島県会津若松市の市民団体「会津第九の会」の小熊慎司会長が「バンドーの奇蹟(きせき)」と題した講演を行う。入場無料。