蔦監督や池田高校野球部の思い出話に花を咲かせたトークイベント=横浜市

 池田高校野球部元監督の故蔦文也さんを取り上げたドキュメンタリー映画「蔦監督-高校野球を変えた男の真実」の上映会と、同部OBで元横浜の畠山準さん(53)、元巨人の水野雄仁さん(52)らのトークイベントが10日、横浜市の横浜薬科大で行われた。

 神奈川県内の野球関係者ら約1400人が参加。上演後、同映画を撮った故蔦監督の孫の蔦哲一朗監督(33)があいさつし「大勢の方に集まってもらえて天国の祖父も喜んでいる」と感謝を述べた。

 トークイベントでは、畠山さん、水野さんのほか、池田高校が優勝した1983年春の選抜大会決勝で対戦した横浜商業高校野球部元監督の古屋文雄さん(73)、元中日投手の三浦将明さん(52)らが登壇。古屋さんは「蔦監督は憧れの人。われわれとは力が違っていて、100年たっても勝てないと思った」と振り返った。

 水野さんは「蔦監督は日々の練習ではとても厳しく選手はピリピリしていた。試合では緊張から解放されて笑顔でプレーできた」と懐かしんだ。

 上映会は、同大を運営する都築学園グループの創始者が、美馬市出身の都築頼助、石井町出身の貞枝夫妻=いずれも故人=であることなどが縁で行われた。