米大手旅行雑誌の「訪れるべき旅行地」に選ばれた祖谷渓=12日、三好市西祖谷山村善徳

 米大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」が13日までに選んだ「2018年に訪れるべき50の旅行地」に、日本では三好市の「祖谷渓」が唯一入った。国の重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」などで知られ、外国人旅行者の増加が期待されそうだ。

 同誌は三好市と高知県大豊町の吉野川で10月に開かれた「ラフティング世界選手権2017」が旅行先として飛躍するきっかけになったと指摘。ワイヤを滑り降りるジップラインやハイキングを楽しむことができ、かやぶき屋根の古民家を活用した宿泊施設があると紹介した。

 祖谷渓を含む三好市大歩危・祖谷地区は2007年以降、訪日外国人旅行者の誘客に積極的に取り組んでいる。同地区の5ホテルでつくる「大歩危・祖谷いってみる会」の植田佳宏会長(ホテル祖谷温泉社長)は「世界に通用する観光地域づくりを進めてきた成果」と話した。

 同誌は50の旅行地を旅行ライターらの推薦に基づき、新施設や国際的イベントなどの話題性も考慮して選んだという。

 祖谷渓のほかに、デンマーク領グリーンランドや米国の首都ワシントンなどが入った。