笹見のムクノキ周辺に展示されている作品「レモンの木」=牟岐町河内

 牟岐町河内の町指定天然記念物・笹見のムクノキを会場にしたアート展「むくの木芸術祭」が開かれている。27日まで。観覧無料。

 徳島市大谷町大開の美術作家早渕太亮さん(33)ら県内外の芸術家4人が、木と調和した模型や彫刻、小説などの作品6点を展示している。

 早渕さんの「レモンの木」は、紙粘土で作ったレモンの模型をムクノキの周辺に設置した作品。来場者は、木や芝生の緑と黄色い実のコントラストが美しい作品に引き込まれていた。

 阿南市那賀川町の松田憲泰さん(35)=会社員=は「巨木の下で開かれる芸術祭は珍しい。作品に触れられるのも新鮮で楽しかった」と話した。

 芸術祭は2015年に牟岐町を訪れた早渕さんが笹見のムクノキを気に入り、地域を盛り上げようと16年から毎年開いている。

 ≪メモ≫  国道55号沿いの牟岐町地域活性化センターから北東約20メートルの三差路を北西に入り、県道37号を約1・5キロ直進すると高さ13・5メートルのムクノキが見える。問い合わせは早渕さん<電090(7575)3904>。