徳島小松島港沖洲フェリーターミナルを視察する石井国交相(中央)=徳島市東沖洲2

 石井啓一国土交通相が12日、徳島県を訪れ、徳島小松島港沖洲フェリーターミナル(徳島市)や四国横断自動車道の建設予定地などを視察した。

 フェリーターミナルでは、岸壁整備によって徳島市津田海岸町から移転したオーシャン東九フェリーの利用状況について、横断道の徳島東インターチェンジ(IC)や阿南ICの予定地では整備効果や事業の進み具合について、担当者らから説明を受けた。

 津波対策として、浮力で自動閉鎖する浮体式防潮堤「フラップゲート」の整備が進む浅川港(海陽町)や阿南安芸自動車道(海部道路)の建設予定地も見て回った。

 阿南IC予定地では、県と県議会自民党、公明党県議団が小松島-阿南間の整備促進や海部道路の2019年度事業化などを盛り込んだ「徳島発の政策提言」を手渡した。

 石井氏は視察終了後、「海部道路はまず県の都市計画決定手続きを速やかに進めてもらいたい」と話し、19年度の事業化は明言しなかった。

 石井氏は13日に高知県南国市で行われる物部川・仁淀川総合水防演習に出席するのに合わせて来県した。