マイクロ葉わさびの収穫に追われる生産者=上勝町生実

 クリスマスを前に、上勝町で葉わさびの小さなサイズを商品にした「マイクロ葉わさび」の注文が相次いでいる。ハート型の葉っぱが料理やデザートに彩りを添えるとして人気を呼び、生産者は出荷作業に追われている。

 マイクロ葉わさびは規格外の小さなサイズの葉わさびを活用しようと、販売支援を行う第三セクター・いろどりが、2月に商品化した。

 同町生実の多田和幸さん(68)は、町内で初めてマイクロ葉わさびを専門に林間栽培を始めた。約20平方メートルの畑に育った3~5センチの葉わさびを丁寧に摘み、葉のサイズや茎の長さをそろえ、パック詰めした。

 多田さんは「ちょうどいいサイズで鮮やかな緑色に仕上がった」と話している。

 いろどりによると、10月から現在まで約20戸の生産農家が約150ケース(1ケースは15枚入りパック12個分)を出荷。関東方面のレストランや高級料亭などで使われる。2月のバレンタインデーにも注文が増えると見込んでいる。