城西高生が試作したタデアイの葉の粉末を入れたジェラート=徳島市の同校

 城西高校(徳島市)の生徒が、藍染の染料・すくもの原料となるタデアイを使った菓子の開発に取り組んでいる。同校では実習の一環で藍染の衣類や小物を製造・販売しており、新たに食品を商品に加えて阿波藍のPRやタデアイの消費拡大につなげるのが目的。来年春の校内販売所での販売開始を目指す。

 商品開発をしているのは阿波藍を専攻する2、3年生15人。13日には2年生4人がジェラートを試作した。同校で無農薬栽培して天日干しした後に粉末状にしたタデアイの葉を、牛乳や生クリーム、砂糖と混ぜて専用の機械で冷やした。

 ほんのりと青みがかったジェラートは、タデアイ独特の茶葉に似た香りや苦味がわずかに感じられる。試食した生徒は「想像していたよりおいしい」「後味をもっとさっぱりとさせた方が良いのでは」などと感想や改善点を話し合った。

 生徒は11月にタデアイの葉の粉末を入れた焼き菓子の一種フィナンシェとクッキーも初めて試作している。今後、校内外で試食してもらい、3商品の味や見た目、葉の粉末の大きさを改良して最終的な商品を仕上げる。

 中野真琴さん(17)は「たくさんの人の意見を聞いて改良を重ね、誰からもおいしいと言ってもらえるような商品を完成させたい」と意欲を見せた。