ランニングで汗を流す新野の選手

 来年の学校統合を控え、3学年がそろって夏の大会に出るのは今回が最後となる。「新野の名で再び甲子園を」との周囲の期待に応えようと、結束力を強めている。
 
 右上手の折下は最速140キロの直球を軸に球威で押す。本格的に投手を始めて約1年のため、中山監督は「大会で投球経験を積めば伸びる素材」と期待を寄せる。控えは左横手の軟投派・日下。故障明けで6月から投球練習を再開した右腕多田の登板もあり得る。
 
 守りの要は強肩捕手の湯浅。球際に強い吉岡と多田の二遊間、守備範囲の広い中堅手の高岡を中心に大きな穴はなく、守備率も9割6分8厘とまずまずの数字を残す。
 
 打線のキーマンは高校通算34本塁打で、得点圏打率は4割を超える4番折下。成長著しい1番多田と2番吉岡は足が使え、3番細川、5番濵髙は勝負強い。ナインは課題の走塁とバントの練習に時間を費やし、機動力にも磨きをかけている。
 
 ―折下光輝主将―
 
 けが人が復調し、守りを中心とした総合力が上がっている。バットを振る力も付き、大きいのが打てるようになった。強豪校にも打ち勝つ自信がある。