4戦連続無失点の徳島ヴォルティス。井筒(右)や石井ら守備陣の安定感が増している=20日、金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場

 J2リーグ10位の徳島ヴォルティスは26日午後4時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで6位の松本山雅と対戦する。昨年は2戦2敗と相性の良くない相手。徳島はここ4戦負けなしの無失点と、守備は安定しているだけに、攻撃陣の奮起が期待される。

 徳島は3日の愛媛戦から無失点が続く。石井や大﨑、藤原広、井筒と最終ラインのDFが、戦況が変化する中で集中力を切らすことなく体を張って守り抜いている。

 GK梶川の存在も大きい。相手シュートのセーブはもちろん、守備陣に的確に指示し、スペースができないよう早めに対応している。「無失点なら負けることはない。しっかり続けていきたい」と意気込む。

 半面、波に乗れていないのが攻撃陣。特に前節金沢戦は、守備陣を崩し切る場面がなかなか生まれなかった。敵陣内に基点をつくるための縦方向のパスがマークされたためだ。

 松本は硬軟織り交ぜて守る。プレスもかけるし、5-4とブロックを組んで固めるシーンも多い。徳島は細かいパスワークによる攻めだけでなく、相手が完全に帰陣する前に早めにクロスを送り込むなど、攻撃のテンポに速さが欲しい。

 今週の練習には岩尾主将が姿を見せ、京都戦で負傷した狩野もランニングを始めた。完全復帰にはあと少し時間がかかりそうだが、練習場には活気がみなぎる。上げ潮ムードの中で、ホームの熱い声援を力にかえて、難敵を打ち破ろう。