深紫色に熟した房を摘み取る板東さん=阿波市阿波町山王

 県内のブドウ主産地、阿波市阿波町山王地区で、種なしブドウ「デラウェア」の収穫が始まり、農家が作業に追われている。

 小粒で糖度が高く、強い甘味が特徴。地区では、15戸の農家が計約3・3ヘクタールでハウス栽培している。このうち板東優二さん(37)のブドウ園では、5カ所(計約55アール)で約6千キロ分を栽培。深紫色に熟した房を一つ一つ丁寧に摘み取り、箱詰めして選果場に持ち込んでいる。「今年も甘いブドウができた。多くの人に食べてほしい」と話していた。

 JA阿波町を通じて四国の卸売市場を中心に出荷され、例年並みの1箱(1キロ)2400円程度で取引されている。収穫作業は7月中旬ごろまで続く。