防犯教育の紙芝居を作った瀬尾志保美さん(左)と夫の貴之さん=海陽町の奥浦駐在所

 地域の子どもが犯罪に巻き込まれるのを防ごうと、牟岐署奥浦駐在所の瀬尾貴之巡査長(29)の妻、志保美さん(27)=海陽町奥浦=が防犯標語を題材にした紙芝居を作った。夫妻で不審者への注意を呼び掛けており、署管内の小学校などで開く防犯教室の教材として利用する。

 紙芝居は全7枚。八つ切りの色画用紙に、色鉛筆で描いたイラストを貼り付けた。「行かない」「乗らない」などの頭文字を使った防犯標語「イカのおすし」を題材にし、場面ごとに必要な対策を紹介している。

 小学生が興味を持ちやすいようなかわいいイラストを心掛け、紙芝居の中で使う文字も低学年が理解できるよう工夫した。

 瀬尾さん夫妻は、4月から駐在所で暮らしている。警察官の仕事を学ぶため近くの海部小児童が訪ねてくると、志保美さんの紙芝居で貴之さんが不審者対策を促していた。その後、署内で出来栄えが良いと評判になり、防犯教室で利用することになった。

 25日に海部小で行う防犯指導で、貴之さんが低学年に読み聞かせをする。志保美さんは「子どもたちの安全に得意な絵を生かせてうれしい。今後もできることがあれば協力したい」と話している。