徳島市出身の橋本絵莉子さんと福岡晃子さんによるロックバンド「チャットモンチー」が、デビュー10周年を迎えた。13日には作曲時の資料やグッズを展示した期間限定ショップ「チャット商店」(徳島市元町2、次回営業日27、28日)をオープン。サプライズライブも開き、ファンを沸かせた。メンバーだった高橋久美子さんの脱退など、さまざまな転機を経験した橋本さんと福岡さんに、これまでの10年間を振り返ってもらった。
 
 -まずはサプライズライブの感想を教えてください。

 橋本 県内外のファンから高校時代の友達まで、みんな笑顔で出迎えてくれ、リラックスして演奏できました。

 福岡 徳島の人の温かさを感じました。10周年のアニバーサリーなので、今年は私たち主催のフェスも徳島で行う予定。今後も徳島を盛り上げていきたい。

 -活動する上で大切にしてきた考えはありますか?

 橋本 「一度決めたことは頑張る」です。

 福岡 スタッフを含め、チームのコミュニケーションを大事にすることです。

 -10年間で1番大きな危機は何でしたか?

 橋本 クミコン(高橋久美子さん)の脱退です。2人の音を追求することで、乗り越えられました。

 福岡 えっちゃん(橋本さん)と同じです。3ピースから2ピースになる覚悟ができたことは大きかった。勇気が必要だったけれど、「目の前には未来しかない」という結成当初の気持ちを思い出しました。

 -10年前と比べて変わったことと、変わらなかったことを教えてください。

 橋本 ある程度力が抜けました。変わらなかったことは、あるようでないのかもしれません。

 福岡 チャットモンチーをもっと大事に、もっと良くしていこうという思いを、チーム全体で共有できるようになりました。

 -最新アルバム「共鳴」にはどんな思いを込めましたか?

 橋本 全部お気に入りの曲。いろんな人に「共鳴」すればいいなと思うし、私たちも共鳴していきたいです。

 福岡 サポートメンバーが加わった初のアルバムです。メンバーは2人のことを客観的に見てくれる人たちだから、新しい発見の連続。生まれ変わったチャットモンチーをお届けできたと思います。

 -開催中の「求愛ツアー 2015」はいかがですか。

 橋本 サポートメンバー、スタッフさん、対バン(競演)のお相手さま、みんなの愛が残っていきます。

 福岡 チャットモンチーは、とてもすてきな経験をさせてもらっているなと思います。

 -ツアー最終公演ではロックバンド「GLAY」が出演されますね。

 橋本 GLAYを聴いていた小学生のころの私の思い出を引き連れ、頑張りたいです。

 福岡 とにかく楽しみです。以前、JIROさんに褒めていただいた時から、いつか対バンできる日を夢見ていました。

 -徳島での思い出の場所を教えてください。

 橋本 高校のころ、友達とブラブラしていた東新町。この間は「14g」というコーヒー屋さんへ行きました。

 福岡 たくさんあるけど、やっぱり大好きな居場所は徳島の友達です。

 -今後の目標は?

 橋本 10周年を走りきって、引っ越ししたいです。

 福岡 10周年が終わったら少し充電して、また何かを見つけたいです。

 -ニチヤン読者にメッセージをお願いします。

 橋本 今の環境や身近な人たちを大切に、思い切りはじけてください!

 福岡 どこにいても夢を見ることはできます。自分の夢を見つけてください! 健康第一!
 
 (2015年6月21日朝刊掲載)