徳島の守りを支えるGK梶川裕嗣

 徳島ヴォルティスのGK梶川裕嗣が、26日の松本戦で好守を見せた。

 前半20、21分と立て続けに訪れたピンチ。クロスからのダイビングヘッドを押さえ、フリーとなった相手FWと対峙した場面でも右足でシュートを防いだ。前節までの4試合連続無失点についてはDF陣の奮闘をたたえ「自分は何もしていない」と謙遜していたが、松本戦は自身のプレーが光った試合だった。

 前半36分に失点したものの、その後は安定した守りで追加点を許さなかった。結果は1-1の引き分けだったが「失点をしてしまったのは今後の課題」と、反省の言葉が出た。

 徳島で迎える2シーズン目。今季は、2年連続の開幕戦出場でスタートしたものの、第2節からは、コスタリカ代表経験もあるカルバハルがゴールを守り、ベンチで試合を見守った。第9節から再び先発の座を手にすると、DF陣とともに安定した守りをチームにもたらしている。

 プロデビュー以来、本格的にリーグ戦に出場するようになったのは徳島に移籍した昨季から。リカルド・ロドリゲス監督は「昨季に比べて落ち着いてプレーできている」と今季の出来を評価する。本人は「手応えはちょっとずつ出ている感があります」としつつも「もっとチームを助けるプレーができたら」と現状に満足はしていない。

 足元の技術に優れ、後方からのビルドアップも武器とする26歳は、今後に向けて「カウンターの起点になることや、流れを変えるプレーにこだわっていきたい」と攻守に活躍を誓う。