任期満了に伴う板野町長選は、8月1日の告示まで1カ月となった。これまでに立候補を表明しているのは、現職で2期目の玉井孝治氏(66)=同町川端=のみで、他に出馬の動きは見られない。同町長選は、犬伏正昭町長(当時)が任期途中で辞任して以降、過去3回連続で選挙戦になっており、無投票になれば2004年以来になる。

 玉井氏は、3月の町議会定例会で吉岡輝昭議員の一般質問に「継続中の事業が完成するまでの道を確実にする責任があると認識している」と述べ、出馬の意向を明らかにした。同18日の町政報告会で正式に立候補を表明しし、町版総合戦略に掲げる子育て支援や観光拠点づくり、中央構造線断層帯を震源とする直下型地震の防災対策などを訴えている。

 7月15日に後援会事務所を同町川端に開設する予定。町議13人中8人から支援を得ており、町商工会青年部や全徳島建設労働組合(フレッセ)板野支部などの各種団体、町内にある農家中心の自治組織「実行組」の有志からも推薦を受けている。

 同町長選は、犬伏氏が現職時代の1992年から4回連続で無投票だった。健康上の理由で任期途中に辞職し、2005年以降は選挙戦が続いている。

 届け出書類の事前審査は18日に町役場で行われる。投開票は8月6日。

 6月1日時点の有権者数は1万1620人(男5516人、女6104人)。