部材が落ちた佐古駅の高架部分(JR四国提供)

落下した部材(JR四国提供)

 30日午後3時50分ごろ、JR四国の高徳線・佐古駅近くの歩道を通行していた人から駅員に「高架の部材が歩道に落ちている」と通報があった。同社社員が確認したところ、高架部分のセメント板(厚さ6ミリ)が縦40センチ、横50センチにわたって落ちていた。けが人はいなかった。

 同社によると、落下したセメント板は重さ1・5キロ。発見時、ばらばらになっていた。その真上を通る高架の地上4・9メートル地点に四角い穴が空いていたことから、その部分が落ちたとみられる。

 落下を受け、同社は同駅の駅舎の部材を緊急点検。ひび割れが2カ所見つかり、その部分を撤去した。

 駅舎では昨年5月に点検が行われていた。同社は落下の原因を調べている。

 現場は片側2車線の県道沿いの歩道。けが人が出る可能性もあっただけに、同社は「ご迷惑をお掛けし申し訳ない。検査精度の向上に努めたい」とコメントした。