徳島市の阿波踊りの公式ポスター

 徳島市の阿波踊りの新たな主催団体「阿波おどり実行委員会」(委員長・遠藤彰良市長)の第2回会議が30日、市役所であり、有料演舞場入場券を例年通り7月1日に全国のコンビニなどで発売することを盛り込んだ事業計画案を承認した。

 入場券については、委員から販売率の向上を求める声が相次いだ。ある委員は「問題は後半(2部入れ替え制の2部)。個人は難しいので、団体への売り込みをお願いしたい」などと述べた。市によると、昨年の有料4演舞場の販売率は84・4%だった。

 事業計画ではこのほか、有名連に各演舞場の出演を割り当てる「張り付け」の調整を、昨年までの県阿波踊り協会と阿波おどり振興協会に代わって実行委事務局が担うとした。同市秋田町に無料演舞場「おどりロード」を開設することも正式に決まった。

 次回会議は7月下旬の予定で、踊り会場の人員配置や警備計画などが話し合われる見通し。事業の透明性を確保するため、次回会議までの間に事務局が決めたことは随時委員に通知することも申し合わせた。

 遠藤市長は会議終了後「チケットを売るために効果的なPRをしたい。(透明性確保へ向け)市民の皆さんに対し、出せる情報は全て出したい」などと述べた。

 キャッチフレーズ「夏こそわたしの夢舞台!」

 徳島市の阿波踊りをPRする公式ポスターが完成し、30日、披露された。踊り子の笑顔から本場の熱気と迫力が伝わる仕上がりになっている。

 キャッチフレーズは、公募で集まった526点の中から最優秀(1点)に選ばれた同市城東町、会社員内川豊典さん(69)の作品「夏こそわたしの夢舞台!」。阿波おどり振興協会に所属する無双連の女性が満面の笑みで男踊りを楽しむ様子を捉えた写真を採用した。

 B1判3500枚、B3判3000枚を作製し、県内外のホテルや旅行会社、交通機関などに掲示してもらう。希望者には無料で提供する(送料必要)。問い合わせは阿波おどり実行委員会事務局<電088(621)5298>。