初演100周年に合わせた開かれた第九の演奏会=鳴門市大麻町の市ドイツ館前

 ベートーベン「第九」交響曲のアジア初演の様子を再現した「よみがえる『第九』演奏会」(鳴門市主催)が1日、鳴門市大麻町の市ドイツ館前広場で開かれ、100年の時を越えて歓喜の歌が響いた。

 交響曲の第1から第4まで全楽章を演奏。第4楽章の合唱は、初演と同様にすべて男性が担当した。ドイツや、収容所の所長だった松江豊久の出身地である福島県など、ゆかりのある土地からも聴衆が訪れ、節目を祝った。

 第九は、1918年6月1日に鳴門市の板東俘虜(ふりょ)収容所のドイツ兵捕虜によって演奏された。