視察先の徳島商業高で生徒から説明を受ける福井消費者行政担当相(手前左)=徳島市の同校

 福井照消費者行政担当相が2日、就任後初めて徳島県を訪れ、消費者教育などに取り組む徳島商業高校(徳島市)や鳴門教育大(鳴門市)を視察した。

 徳島商業高ではビジネス研究部の生徒が、途上国の製品を適正価格で輸入する「フェアトレード」にカンボジアの友好提携校と一緒に取り組んでいることを説明。福井氏は来年6月に大阪で行われる20カ国・地域(G20)首脳会合で各国の消費者行政担当者に同校の試みを紹介するよう要請し「日本の高校生の取り組みを世界に宣伝したい」と話した。

 鳴門教育大では、消費者庁が進める消費者教育に関する研究や人材育成のプロジェクトに携わる坂本有芳准教授と意見交換。鳴門市役所では泉理彦市長に面会し、鳴門合同庁舎で行われている国民生活センターの教育研修の受け入れ状況などについて話を聞いた。

 3日は、消費者庁が徳島県庁10階に開設している消費者行政新未来創造オフィスなどを視察する。