県高校総体で優勝し、四国選手権で全国切符獲得を目指すサッカー女子の鳴門渦潮の選手たち=5日、徳島市球技場

 2017年度四国高校選手権前期大会は16日から4日間、4県で32競技が行われる。このうち全国高校総体(7月28日~8月20日、山形県など南東北3県)の出場枠を懸けて争われるのは陸上、新体操男子、サッカー女子、自転車、ホッケー、ボクシング(ウエルター級)、レスリング女子の7競技。ボクシングを除く6競技に出場する県勢の有力校や注目選手を紹介する。

■ホッケー   

 男子は各県1校の4校、女子は高知を除く3県の3校が出場。男女各2の出場枠を争う。

 12年連続出場の阿南工にとっては前回、10連覇を阻まれた伊予(愛媛)が最大のライバル。守備の要であるGK田中主将を軸に相手の攻撃をしのぎ、カウンターに持ち込みたい。女子は阿波西が松山南(愛媛)高松東(香川)とリーグ戦を戦う。

■自転車    

 4校の9人がトラックの8種目にエントリー。各種目上位3人までが全国総体に出場できる。県勢で表彰台が狙えるのは1キロタイムトライアルとスプリントに出場する佐々木(徳島科技)と原田(小松島西)。県総体の同種目で1、2位となった勢いのまま、他県の選手を打ち破りたい。

■サッカー女子 

 4県の4校が1枠を争う。鳴門渦潮が2年ぶり4度目の全国切符を目指す。攻撃陣は県総体2試合で12得点を挙げ、好調を維持している。対抗馬はパワフルな攻撃が持ち味の香川西。鳴門渦潮はDF阿部、山田が厳しいプレスで攻撃の芽を摘み、前線にボールを運べるかが鍵となる。地元開催という地の利を生かし前回、決勝でPK戦の末に敗れた雪辱を期す。

■陸上   

 一部の種目を除き各種目の6位内に全国総体の出場権が与えられる。
 
 男女ともフィールド種目に有望株がそろう。男子は県総体の砲丸投げで自己記録の16メートル07をマークした三田(生光学園)が円盤投げとの2種目制覇を狙う。
 
 女子は全国レベルの力を持つ馬場(生光学園)が砲丸投げとハンマー投げ、髙木(鳴門渦潮)が円盤投げでそれぞれ頂点を目指す。県総体の走り幅跳びで大会新の5メートル84を出した木村(つるぎ)も十分優勝を狙える。今回から新種目となった三段跳びでは道中(徳島市立)が自己記録を更新しての上位をうかがう。
 
 トラック種目では女子400メートルの林(鳴門渦潮)が優勝候補。県総体で大会記録を更新した1600メートルリレーの城南にもチャンスはある。男子は全国切符を懸け、激しい上位争いを繰り広げそうだ。

■新体操男子  

 小松島と、3月の全国選抜大会で8位入賞を果たした坂出工(香川)の2校が出場。全国総体の出場枠は2で、欠場しない限り両校とも自動的に出場権を獲得できる。小松島はけがを抱えた選手が多く、厳しい戦いになりそうだが、県総体の種目別のクラブで優勝した藤川俊と個人を制した新田がチームを引っ張る。

■レスリング女子

 本年度からの新種目で各階級の優勝者が全国総体に出場する。県勢は3階級に5人が出場。県総体を制した49キロ級の柳生(池田)、56キロ級の板場(穴吹)に全国切符獲得の期待が集まる。46キロ級の伊藤(池田)は上位進出を狙う。