大浜海岸で見つかったアカウミガメの足跡=午前10時すぎ、美波町日和佐浦

 美波町日和佐浦の大浜海岸で1日、今年初めてアカウミガメの上陸と産卵が確認された。産卵は、町に記録が残っている1973年以降では最も早い。

 午前6時半ごろ、海岸を散歩していた町職員の外礒千博さん(40)=日和佐浦=が、波打ち際から約40メートルを往復した足跡と、防潮堤から約10メートルの地点に穴を掘った跡を見つけた。1日未明から早朝の間に上陸・産卵したとみられる。

 日和佐うみがめ博物館カレッタの職員が砂を掘り起こし、卵を確認。足跡から、ウミガメは小型で100個前後を産卵したと推定される。7月上旬にふ化する見込み。

 これまでに最も早かったのは、上陸が91年の5月1日、産卵は82年の5月10日だった。5月25日に初確認された2014年は32匹が上陸し、21匹が産卵。カレッタ職員田中宇輝さん(29)=日和佐浦=は「高い海水温が上陸を早めたのではないか。このペースで今年も多くのカメに上陸してほしい」と期待していた。