各札所の砂を踏みながら手を合わせる来場者=阿波おどり会館

 大山寺(上板町)や童学寺(石井町)、箸蔵寺(三好市)など四国別格二十霊場の札所から集めた砂を踏みながら掛け軸などを礼拝する「お砂踏み」が3日、徳島市の阿波おどり会館で始まった。6日まで。

 4階に特設会場が設けられ、来場者は1番札所から順に砂を踏みながら壁に飾られた掛け軸に向かって熱心に手を合わせたり、お経を唱えたりした。僧侶による祈祷や結願証の交付もあった。

 お砂踏みは巡礼が困難な人のために考えられた風習で、県物産協会が徳島への来訪客を増やそうと初めて企画した。福山信子さん(69)=徳島市西新浜町1、主婦=は「腰を悪くしたので自分や家族の健康を願いに来た。御利益を期待したい」と話した。入場料は500円。