徳島県がスマートフォン向けに開設した外国語表記の観光情報サイト

 徳島県が、県内を訪れる外国人観光客へのサービス向上に向けてさまざまな取り組みを進めている。飲食店向けに料理メニューの外国語表記をホームページに掲載したほか、県の観光情報サイトをスマートフォンで閲覧できるようにした。増加する外国人客の受け入れ環境を整えて誘客につなげたい考えだ。
 
 外国語表記の掲載は、飲食店の献立表に取り入れてもらうのが狙い。和食や洋食、魚介類のメニュー約600種類の英語、中国語、韓国語を紹介している。
 
 「ローカルフード」として、県特産の徳島ラーメンや竹ちくわ、フィッシュカツなどの外国語表記もある。ちなみに、徳島ラーメンは英語で「トクシマ・ラーメン・ヌードルズ」。
 
 個人の外国人観光客は街中の飲食店を利用する機会が多いとみられ、県国際戦略課は「まずはお勧めのメニューを多言語化するのが効果的」と呼び掛けている。訳すことで原材料が分かりやすくなるケースもあり、宗教面での配慮にも役立つとしている。料理メニューのアドレスは、http://www.pref.tokushima.jp/docs/2015013000204/
 
 一方、県内の観光情報を紹介するサイト「阿波ナビ」は、これまでパソコンしか対応してなかったが、県は新たにスマホ向けを開設した。県はこのほか、宿泊施設や飲食店が外国人向けに無料で使える公衆無線LANサービス「WiFi(ワイファイ)」を整備したり、多言語表記のホームページや看板を作ったりする場合の経費の一部を補助することも予定している。
 
 県内の2014年の外国人宿泊者数は前年比3320人増の3万5630人で、統計のある07年以降で2番目に多かった。