N-Techのメンバー(左)に教わりながらプログラミングを学ぶ生徒=徳島科学技術高校

 徳島市の穴吹情報公務員カレッジの学生でつくるITサークル「N-Tech」が、中高生らを対象にコンピューターのプログラミングの面白さを伝えようと出前授業を始めた。県内の学校などから要望があれば、無料で出向く。

 サークルは昨春、情報システム学科の1年生10人で発足。スマートフォンやタブレット端末で使えるゲームアプリ作成に取り組んでおり、これまで培ったスキルを生かそうと、出前授業を企画した。

 4月末に矢田和也代表(19)の母校の徳島科学技術高校で、初の出前授業を実施。情報通信コース3年の33人に3日間、計9時間にわたってプログラミングの基礎を教えた。

 授業では、サークルの13人が講師を務め、ソフトウエア作成に役立つプログラム言語「Java」「Ruby」「C♯」の特性やコード入力の方法を説明。この後、実際にゲームのプログラミングに挑戦してもらった。

 シューティングゲームのプログラミングに取り組んだ小田桐蓮(れん)君(17)は「丁寧に教えてもらえて分かりやすかった。思った通りに動くとうれしい」と喜んでいた。

 「N-Tech」は今後、小中学生にもプログラミングに興味を持ってもらえるようなカリキュラムを研究していく。

 矢田代表は「プログラミングは理論的な考え方を身に付け、ものづくりの楽しさを味わうのにうってつけ。できるだけ多くの子どもたちにその面白さを伝えたい」と話している。