自作の筏で穴吹川を下る参加者=2016年8月、美馬市穴吹町

 四国一の清流として知られる美馬市穴吹町の穴吹川で毎年8月に開かれている筏(いかだ)下り大会(実行委主催)が、今夏の大会で最後となる。台風などによる中止を除き30回の節目を迎え、「川の認知度アップに一定の役割を果たした」として終えることにした。実行委は多くの参加を呼び掛けている。 

 大会は、参加者が手作りした筏11隻が出場して1983年にスタート。旧穴吹町職員が中心だった参加者は回数を重ねるたびに増え、2000年には最多の89隻に上った。
 当初は約3・5キロのコースで筏下りの速さを競っていたが、参加者に川面からの景色を楽しんでもらおうと、コースを5キロ(中学生2・5キロ)に延長するなどした。
 大会とともに穴吹川の知名度もアップ。夏場以外にも県内外から観光客が訪れるようになった。実行委員長の武田大三郎さん(70)=同市穴吹町口山=は「30回の区切りまで開催できて誇りに思う。今後も官民で地域に還元できる観光施策を考えたい」と話している。

 今夏の大会は8月5日に開催。エンジョイの部(5キロ、年齢不問)と中学生の部(2・5キロ)があり、木や竹で手作りした筏を使う。アユのつかみ取りや写真コンテストなどのイベントもある。


 参加費1500円(保険料含む)で、申し込みの締め切りは7月2日(中学生の部は市内の中学校単位で申し込む)。電話やファクス、メールで受け付ける。問い合わせは実行委<電0883(52)5610>。