山下さん(右)から業務内容の説明を受けるツアーの参加者=美波町日和佐浦の初音湯

 県などが主催するサテライトオフィス(SO)の視察ツアーが25日始まり、東京に本社を置くIT企業の関係者が、美波町日和佐浦の古い銭湯を改修した地域交流施設「初音湯」などを訪れた。

 神山町と徳島市にSOを置くダンクソフト(東京)の社員ら10人が参加。初音湯を運営する地域活性化支援会社あわえの山下拓未さん(37)が、SO開設の経緯や業務内容について説明した。

 山下さんは町民が所有する写真をデータ化し、ネット上で保存・管理するサービスを展開していることを紹介し「若い社員が、高齢者など地域住民と触れ合う良い機会にもなっている」と話した。

 一行は、古い木造家屋が建ち並ぶ日和佐浦地区の町並みや津波避難タワーも見学した後、徳島市にあるダンクソフトのSOも視察した。

 IT企業コスモピア(東京)の田子みどり社長(54)は「出身地である山口県へのSO進出を検討している。今後の参考にしたい」と話した。

 26日は神山町、27日は三好市でSOなどを視察する。