県市町村職員互助会が作った「サイエンスとくしま」のDVD

 徳島県内に本社や工場がある企業の技術を中学生向けに解説した理科の副読本「サイエンスとくしま」(A4判、2巻)を、発行元の県市町村職員互助会がDVDにした。写真やイラストを拡大したり、動画を見たりできるのが特徴。県内全中学校に配り、授業で活用してもらう。
 
 副読本は、互助会が公益活動として発行。2013年に1巻、14年に2巻を各1万7千部作り、県内の中学1、2年生に配っている。
 
 DVD化は、授業での利便性を高めてもらうのが目的。本の印刷用データを基にして千枚作製した。大塚食品の「電子レンジ対応容器」や日亜化学工業の「白色LED」といった13社の技術を、開発担当者へのインタビューなどを交えながら紹介している。
 
 さらに、DVD化に当たって新たに「電解質」「可視光」など関連する用語の説明を盛り込んだ。企業の協力でそれぞれの技術の動画も追加した。
 
 取り上げられている企業の中には中学校で「出前授業」をしているところもあり、13年度は10校、14年度は11校で行われた。DVDはこうした出前授業でも役立てられる。
 
 互助会事務局は「授業での使いやすさを一番に考えて作った。本とは違う良さがある」と、活用を呼び掛けている。