【シンガポール共同】ポンペオ米国務長官は14日、北朝鮮が完全非核化を実現するまで制裁を堅持する考えを明確にした。行動ごとに米側から見返りを得る「段階的措置」を勝ち取ったとする北朝鮮にくぎを刺したといえる。米側が目標とする2年半後の非核化達成に向け、金正恩朝鮮労働党委員長に具体的な行動を迫った。

 トランプ米大統領は12日の米朝首脳会談で金氏が完全非核化を約束したことを受け、米韓合同軍事演習中止の意向を示し、融和姿勢を鮮明にした。だが、交渉実務を担うポンペオ氏は過去の失敗を踏まえ、関係改善に努めながらも警戒感を維持する構えだ。