国見山を登りながら風景や植物を撮影する西祖谷中の生徒ら=三好市西祖谷山村

 三好市の西祖谷中学校の生徒12人が、ハイキングを楽しむ外国人観光客向けに地元の国見山(1409メートル)の魅力を英語で紹介するガイドを作っている。地図は手書きで、写真をふんだんに取り入れ、分かりやすい案内を目指している。千部作製し、6日に祖谷のかずら橋近くで配るほか、市内の観光地やホテルに置いてもらう。
 
 西祖谷中学校の生徒は昨年、かずら橋やびわの滝などの名所を英語で解説した観光ガイドを作り、ホテルの外国人宿泊客に配布した。その際、空いた時間にハイキングや登山をする外国人が少なくないことを知り、剣山山系の国見山のガイドを作ることを思い立った。
 
 生徒たちは5月末、地元の山に詳しい梅本定久さん(64)=同市西祖谷山村西岡=の案内で、片道1時間半をかけて国見山へ登り、ガイドに盛り込む情報を収集。登山口への道しるべになるかやぶき門や、剣山では減少しつつあるクマザサ、登山途中の目印となる祠(ほこら)などの写真を撮影した。
 
 ガイドはA4八つ折りで、かずら橋やびわの滝などの説明文も付ける。
 
 3年の田中真依さん(14)は「楽しいことや魅力を多く載せて、山に登ってみたいなと思ってもらえるガイドにしたい。少しでも地元を盛り上げる力になれば」と意気込んでいる。