源九郎狸のイメージソングに合わせたダンスを踊る四国大の学生と田村教授(左端)=北島町中村の通所介護施設「きずなデイサービス」

 北島町高房に残る伝説に登場する源九郎狸のイメージソング「ひょうたん島の源九郎」に合わせた創作ダンスができた。現代舞踊グループ・ときめきダンスカンパニー四国を主宰する田村典子四国大教授(59)が振り付けを担当し、いたずら好きの源九郎狸らしいコミカルな動きに仕上げた。四国大生と町民が町内各地で踊る姿を動画撮影し、7月以降に無料動画サイトに投稿して町をPRする。
  
 イメージソングは町教委次長の小西昌幸さん(59)が作詞、小松島市出身の作曲家住友紀人さん(51)が作曲をして今年1月に完成したもので、明るくポップな曲調が特徴。源九郎狸を活用した地域活性化を進める町商工会が、歌の制作に続いて田村さんに振り付けを依頼していた。
 
 ダンスはひょうきんな源九郎狸をイメージし、おしりを振ったり、元気に飛び跳ねたりする。また北島町に多くの人に訪れてもらいたいとの願いを込めて、招き猫のように手を丸めるしぐさを盛り込んだ。
 
 ダンスの完成を受けて、町商工会は5日から動画の撮影をスタートさせた。同町中村の同会事務所で、そろいのメークと衣装で源九郎狸に扮した四国大生活科学部3年5人と田村教授がダンスを初披露した。田村教授らは近くの通所介護施設「きずなデイサービス」でも踊り、利用者ら約40人が手拍子をしたり、一緒に踊ったりして楽しんだ。
 
 田村教授は「子どもから高齢者まで誰もが覚えやすい振り付けにした。町を盛り上げたい」と話している。
 
 町商工会は、源九郎狸のPRに向け、徳島市出身の漫画家で北島小、北島中を卒業した竹宮惠子さん(65)がデザインした源九郎狸像を、7月に同町高房の大鵬薬品工業北島工場内の遊歩道に建てる。歌やダンスは今後企画するイベントなどで披露する。